レーザーって何なの?
そもそもレーザーって何?
難しい説明は他のサイトにいっぱいあるんだけど、ここでは小学生にも分かる様になるべく簡単に説明するね。
分かりやすく言っちゃうと装置を使って光を増幅して放射される光の事です。レーザーは光なんだね!
光は通常様々な波長が入り混じり、分散してるんだけど、装置を使う事で一定の電磁波の波長だけを取り出し方向と位相を揃えて増幅するんだ!
だから造られたレーザー光は指向性、収束性に優れてるんだよ。
このような特殊な性質を持った光は自然界には存在しないためレーザー光の事を人工光とも呼ぶんだよ。
通常の光 | レーザー光 | |
指向性(直進性) | 四方八方に広がる | 真っ直ぐ同じ方向に進む(指向性が高い) |
色 | 多数の色が混じる(多くの波長) | 単色(単一波長) |
過干渉性 | 山と谷がバラバラ | 山と谷が揃っている |
集光性 | 屈折率が異なるため、一点に集光できない | 集光性が高い(エネルギー密度が高い) |
レーザーの用途
レーザーってどんなものに使われているの?
レーザー光と一言で言っても実用化されているものから実験室レベルの物まで含めると100種類以上あると言われてるんだ。
1960年に発明されたレーザーは20世紀最大の発明とさえ言われてるくらい、それまで不可能,未知の領域と言われていた様々な分野に応用されているんだ。
光ファイバーやCDプレーヤー、バーコードリーダーなどは皆んながよく知っている使われ方だけど、小型, 高精度, ハイパワーレーザー光が開発されてミクロンレベルの加工技術やな医療・美容分野、建築関係での測量など広い分野での利用が今日では当たり前になっているんだ。
利用可能な素材は金属だけに限らずアクリルやガラス、木や紙、布なんかにも及ぶんだ。
DVDやブルーレイといった情報処理に関するもの、距離の測定、切断や彫刻・穴あけ・マーキングなどのレーザー加工やホログラフィックなど多くのものにこのレーザーの技術が取り入れられています。
特に医療分野でのレーザー利用はとても多く、シミや痣・ホクロなどの治療、網膜剥離などの治療、癌の治療や診断などに使われています
参考
レーザー光を凸レンズで集光すると,図3のように,狭い領域に高いエネルギー密度を作ることができます。これは鉄板に穴をあける,切断する,溶接するのに使えます。固いものだけではありません,赤ちゃんが口にくわえて吸う哺乳瓶がありますが,このお乳が出てくる部分の穴を開けるのにも使われています。
どんなレーザーがどのようなところで活躍しているのか
https://optronics-media.com/publication/%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B6%E3%83%BC%E8%AC%9B%E5%BA%A7/20160525/42116/2/
レーザーは未来のエネルギー
レーザー核融合なんて技術もあって、未来のエネルギーと期待されてるんだよ。
とはいえレーザー光を加工対象物に照射すると対象物によって反射や散乱、吸収、透過のどれかに当てはまるんだけど、吸収されなければ品質は悪くなるんだ。だから素材が持つ特性の理解度(適切な選択)がより良い加工精度への重要な課題と言えるんだ。
レーザーは20世紀最大の発明の一つであり、現代社会の隠れた主役といわれています。
レーザーは人為的に生み出した光だからこそ無駄がなく、コントロールしやすいことがメリット。さまざまな産業技術に利用するのに、うってつけの性質が備わっています。
参考
我々はすでにレーザーの恩恵に包まれている
レーザーが指し示す輝かしい未来社会
https://emira-t.jp/special/1591/
レーザークリーナーとは
レーザークリーナーとはレーザー光を除去対象物に照射し、素材からサビや汚れなどの付着物を剥離する新たな洗浄方法!
素材へのダメージがほぼゼロで環境にもとても優しいのが特徴です
当社で取り扱うレーザークリーナーはレーザー光を対象物に照射してエネルギーの吸収による汚れの蒸発、そして同時に表面に生成されるプラズマの衝撃圧力も使って対象物に付着した汚れを、ほぼ対象物へのダメージ無く剥離できるんだ。
なんだか言葉では分かりずらいから動画を見てね!